2014-11-06 第187回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第4号
○佐々木(憲)委員 日歯連を初め、迂回献金というのは国会で何度も取り上げられました。その原資となっている企業・団体献金というものが、ある目的のために特定の政治家に迂回して渡っていくということであれば、これは極めて重大な脱法行為になる。それが後援会だから全く違うんだという話には私はならないと思いますね。
○佐々木(憲)委員 日歯連を初め、迂回献金というのは国会で何度も取り上げられました。その原資となっている企業・団体献金というものが、ある目的のために特定の政治家に迂回して渡っていくということであれば、これは極めて重大な脱法行為になる。それが後援会だから全く違うんだという話には私はならないと思いますね。
○国務大臣(佐藤勉君) 平成十三年から平成十五年の間に日歯連から受けた政治献金、おっしゃられるように六百万円については、日歯連からの政治献金として受け取ったものでございます。
○国務大臣(佐藤勉君) 日歯連との関係で誤解を招いたということに反省をいたしまして、平成十六年四月二十日に日歯連に返還をしたところでございます。
○山下芳生君 なぜ返還されたのかといいますと、〇四年二月二日に日歯連が政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部の捜査を受けました。橋本龍太郎元首相が料亭で一億円の小切手を受け取ったとされる事件であります。それが大きな問題となったので、あなたは慌てて日歯連からの献金を返却したということだと思います。 しかし、佐藤総務大臣、あなたが日歯連から受けた献金はそれだけではありません。
ロッキードやリクルートや佐川、ゼネコン、日歯連事件、いとまがありません。ですから、こういったものが結局癒着の温床になっていると国民はもう重々知っているんですよ。それが政治不信になっているんですよ。だから、そこを断ち切らなきゃならない。そこで、我々はこういった法案を出したんです。大変な激論をいたしました。
ですから、例えばそういうような場合にはマスコミが全くいないようなところ、地検のどこかの一部の施設で聴取を行うとか、あるいは日歯連事件の村岡さんのように御自宅に行ってそれで事情聴取をするというように、事情聴取したこと自体がマスコミの目に触れないような、そういう配慮を当然してしかるべきだと思うんですが。
○小川敏夫君 例えば、ロッキード事件なんかいろいろありましたけど、政治家を呼ぶときには、とにかく呼んだこと自体が政治家の評価に間違った悪影響を及ぼすというような場合には、先ほども言ったように、出頭を求めて事情聴取をするにしても、マスコミがとても気が付かないような、マスコミも張っていないような地検の宿舎とか区検のどこかの施設とかそういうのを使うとか、あるいは、ですから、先ほど挙げた日歯連事件の場合には
例えば日歯連事件の一億円虚偽記載の村岡さんのときに、そのような公表といいますか見解は述べたんでしょうかね。少なくとも私の記憶ではないように思うんですがね。ほかの事件のときにはやらないことを何か今回特別にやったようなふうに私には思えるんですが。
○高山委員 これは、ただ本当に記載漏れなのかなというので、私もちょっと調べてみたんですけれども、これもまた、先生の秘書で、Nさんという政策秘書をやられていた方なんですけれども、もうやめられている方なんですけれども、いわゆる橋本派の日歯連の不正会計問題というのがありました。そのときに、裁判の中でも、このNさん、倉田先生の政策秘書をやられていた方ですね、この方がいろいろ証言もされているんです。
○川内委員 日歯連に返したということでよろしいですか。
○川内委員 当時、これは報道ベースの話ですけれども、不起訴になった理由というのは、日歯連からの献金であるということの因果関係が不明確だからということで不起訴になったというふうに報道されているわけですが、今、佐藤国家公安委員長は日歯連に返したと。日歯連からもらったものだということをみずから、私も国民政治協会に返したと御答弁になられるのかなと予想していたのでちょっと驚いているんですけれども。
日歯連からの献金につきましては、今先生からのお話にございましたように、日歯連との関係で誤解を招いたことを深く反省いたしまして、平成十三年から十五年までの間に受けた政治献金を平成十六年四月二十日に日歯連に返還をさせていただきました。合計六百万でございます。
しかし、その陰で、自民党結党以来、黒い霧、田中金脈、ロッキード、ダグラス・グラマン、撚糸工連、リクルート、共和汚職、東京佐川急便、金丸脱税、ゼネコン汚職、日歯連などなど、正に枚挙にいとまがないほど自民党の歴史は政治と金をめぐるスキャンダルの歴史でもありました。その歴史に安倍内閣がまた一ページを追加してしまったのではないでしょうか。すなわち、佐田、伊吹、松岡大臣による事務所費、光熱水費疑惑です。
○若林国務大臣 日歯連とは何ですか。
これまでもKSDの問題や日歯連の事件でも、公益法人と政治団体の関係が問題になってきたわけですよ。で、林業関係の団体も同じようなことが行われていると。しかも、大臣が献金を受けたこの一つの全国木材産業政治連盟の関係団体、社団法人全国木材組合連合会は農水省から補助金の交付を受けているわけです。二〇〇三年から二〇〇五年の間の献金に該当する補助金の交付の総額は一億五百一万円余です。
予算審議は、橋本元総理ら自民党最高幹部の一億円受領という日歯連事件の疑惑にふたをしたまま、拙速な審議により、三月二十二日に戦後四番目のスピード成立となりました。 この決算は、昨二〇〇六年十一月に提出され、十二月から当委員会での審査が開始できたことは、参議院における決算重視、二〇〇七年度予算への反映という努力が実ったものとして歓迎できます。
これは極めて重大でありまして、これまでもKSD事件とか日歯連事件とか、いろいろな不祥事がありました。みんな、こんな形でやっているんですよ。それで贈収賄事件として逮捕されるというようなこともあった。こういうことが野放しになると、そういうところに行き着きかねないという問題があるわけですね。
といいますのは、これまでもKSD事件ですとかあるいは日歯連事件、さまざまな不祥事というのがありました。それは、公益法人が政治連盟という団体をつくって、公益法人は直接は献金できないけれども、政治団体を通じて献金をする。そのことがさまざまな政治のゆがみをつくり出し、腐敗、癒着をもたらしてきた。こういうことで、贈収賄事件にまで発展するケースまであったわけでございます。
こうした業界団体を背景に政治家になってこられる方がまさに天下り、わたりをされていく、こうしたことがかつて日歯連の問題、また医師会の問題も含めて、さまざまな政治と金の問題に発展してきたこともありました。この国会でも審議がなされたこともございます。厚生労働委員会でもたびたび問題となった。 このように、天下りという形が実は政治家にも及んでいるんだということ、国民はこれを見ているんですね。
○高山委員 会計帳簿の虚偽記載というのですか、こういうのがあった場合には、例えば、自民党の日歯連からの裏金とかありましたよね。あれも、みんな会計帳簿の虚偽記載が問題になっているわけですよね。ほかにも自民党の議員の方で、裏金を記載せずにという人がいまして、これも会計帳簿の虚偽記載ということが問題になったわけなんです。
冒頭申し上げておきたいことは、政治と金、あるいは政官業癒着問題で言えば真相が不明確なままの日歯連事件、最近では防衛施設庁をめぐる談合、さらには福島、和歌山、宮崎などでも知事が逮捕されたりあるいは知事の関与が取りざたされている談合事件が起きるなど、国民の政治不信が助長されるような出来事がいまだに続いております。
今までだって適正だって、法律には従っているというんですけれども、これまでも例えば日歯連の事件ですとかKSDの事件ですとか、結局公益法人が政治連盟をつくって言わばそれを隠れみのにして献金を行うということが大問題になったわけですよ。ですから、大臣が所管するこの公益法人に関連する団体からの献金なわけですよね。 で、大臣は本当にこれ問題がないということで、全く反省がないということなんでしょうか。
○国務大臣(松岡利勝君) 今、日歯連とかいろいろおっしゃいましたけれども、それとこれとを何でここで混同されるのかよく分かりませんが、あくまでもやっぱり政治献金というのは政治資金規正法がきちんとあるわけでありますから、それに基づいてその範囲の中で行われるということであれば私は適法、適正なものと、このように判断していいと思っておりますし、またそのとおりだと思います。
日歯連事件なんかがその典型だと思います。 そういうことも含めまして、日常的に、最近はインフォームド・コンセントとか、いろいろな意味で随分医療者が頑張ってはいると思います。
その前に、同じように国会の怠慢として、三月三十日に、日歯連の一億やみ献金、村岡被告無罪判決というのが出ました。もちろん、司法の判断に対して大臣が意見を言う立場じゃない、そういうお答えが常に返ってくるわけですが、無罪の判決が出た、このことについてどういうような御感想を持っておられるか、一言お伺いをしたいと思います。
総務大臣にお伺いいたしますけれども、日歯連から一億円のやみ献金受領事件をめぐる裁判で、収支報告書への記載を見送るよう指示したとの疑いで起訴されていた村岡兼造元官房長官に対し、東京地裁が無罪判決を言い渡しました。この問題、旧橋本派の元会計責任者、村岡元官房長官、それから橋本元首相らの証言、発言が食い違い、一体だれがやみ献金の処理を指示したのか全く不明のままになってしまっております。
○笹木委員 あわせて聞きますが、例えば、この日歯連の事件が話題になっていたその真っ最中ですが、平成研究会の収支報告で、十五年分の繰越額は約十八億五千万円であった。それが、十六年分収入欄の繰越額は三億円。十五億円もの差がある。これは今までに何度も話題にもなっております。こういった報告書がそのまま受け入れられて、虚偽じゃないという判断、それは正しいのかどうか。
厚生労働省所管では、日歯連や日医連以外にも、日本薬業政治連盟、日本薬剤師連盟なども同じようなことをやっている。 中馬大臣、脱法的な政治団体をつくって献金するようなものは、公益法人としてあるまじき行為なんです。そういうものは公益法人として認めてはならないと思う。行政改革法案の中で、今後こういうものは認めないという原理原則はきちっと貫かれているんですか。
○佐々木(憲)委員 日歯連事件で明らかになったのは、その規制を逃れるという手口であります。 私は、事件後に、日本歯科医師会の後任の会長にお会いをしました。そのときにこういうふうに聞いたんです。なぜ日歯連という政治団体をつくったんですかと聞きましたら、政治献金をするためだというふうに答えたわけです。これは、大変私は印象的だった。
また、公益法人日本歯科医師会が、組織的にも金銭的にも一体化した政治団体である日本歯科医師連盟、日歯連をつくり、汚職事件、やみ献金事件、迂回献金疑惑を引き起こしたことも、見過ごすことはできません。政官業の癒着の根源である企業・団体献金の禁止を強く求めるものであります。 最後に、天下り禁止など国民が求める改革を行わないで、国民の安全、安心、暮らしを削減して、だれが利益を得るのかという問題です。